不整脈
防水対応のホルター心電図(24時間心電図)を購入しました。 当院では今まで従来の非防水のホルター心電図を使用していました。体に貼るシールが多く、コードも多く、準備をするこちら側も少し混乱してしまうような構造でした。更に非防水のため、入浴やシャ…
慢性の心房細動を比較的安全な状態に維持(管理)する上で重要な事は以下の3つと考えています。 ①血液をサラサラにしているか ②脈拍数のコントロール ③血液検査のBNPもしくはNT-ProBNPの管理 ③について 心房細動の管理が上手く出来ているかどうかを評価する…
慢性の心房細動を比較的安全な状態に維持(管理)する上で重要な事は以下の3つと考えています。 ①血液をサラサラにしているか ②脈拍数のコントロール ③血液検査のBNPもしくはNT-ProBNPの管理 ②について 血液をサラサラにするという行為は、あくまでも脳梗塞…
慢性の心房細動を比較的安全な状態に維持(管理)する上で重要な事は以下の3つと考えています。 ①血液をサラサラにしているか ②脈拍数のコントロール ③血液検査のBNPもしくはNT-ProBNPの管理 ①について 長嶋監督や小渕元首相、オシム元監督らは心房細動に伴…
循環器外来をしていると、健診で心電図異常を指摘されたという方がたくさん来ます。 そんな心電図異常で一番多いのが、「心室性期外収縮」というものです。 波形はこんな感じです。 健診の心電図はだいたい5~10秒の心電図が記録されます。 その中に1回でも…
「心房細動」を患者さんに説明する上で、一番最初に例として挙げています。2000年に心房細動を原因とした脳梗塞により亡くなられました。 当時はまだ心房細動が脳梗塞の原因になるという事実が、世間にあまり浸透していなかったように思います。現在ではかな…
「健診で初めて不整脈を指摘されました」 そういって外来に来られる方は非常に多いです。 その多くが「期外収縮」という、あまり害の無い不整脈が多いです。 しかしその中には「心房細動」や「心房粗動」といった不整脈の方も多くいます。 そういった方々を…
心房細動の患者が来られた時にまず最初に考えるのは、脈拍数コントロールを主体とする治療を行うか、不整脈を元の脈に戻す治療を行うかをどうかです。 残念ながら元に戻りそうにない心房細動があるのは事実ですが、やはり治りそうなものは治してあげた方がい…
心房細動のコントロールについては色々な考えがあって、担当する医師によっても方針は様々です。 2002年にAFFIRM試験というものが発表された事で流れが変わりました。心房細動をそのままにして脈拍のコントロールを行った場合(レートコントロール)と心房細…
心臓の調子が悪いと出てくる症状は様々ですが、代表的なものが疲れやすさ、息切れ、動悸です。これらは心不全の代表的な症状です。 これらは比較的簡単な検査で原因をある程度特定する事が可能です。原因が分かれば、それから治療方針を決めて、日々どういっ…