医師が受けたくない・受ける必要がないと思う検査とは?
女性セブンで「医師が受けたくない・受ける必要がない検査」を特集していました。
こういった特集は実際の考えと解離が見られる事が多いですが、これはなかなかリアルな考えだなと思いました。
もちろんそれをきっかけに癌が見つかる事もあるため、全くの無駄というわけではありません。
たまたま見つかる事もあるため、健診でよく用いられているのだと思います。
しかし費用対効果が悪いため、個人的にはPSA以外はお勧めしません。
同率1位のバリウム検査が人気がないのもよく分かります。
実際同僚の消化器科の医師も、あれはやる意味がない。と言っていました。
3位に入っている「大腸内視鏡検査」も不人気になってしまうのも仕方がありません。
おそらく検査が楽に終わるかどうかが医師の腕によって左右されるからだと思います。
自分はまだやったことはありませんが、本当に必要になった場合は、どこで検査を受けるかという事もよりも、誰にやってもらうかという事を考えてしまいます。
またお尻の穴を誰かに見せるという恥ずかしさを考えると、よほど必要に迫られないと受けたくないと思ってしまいます。
医療の現場では数多くの検査が存在します。
その中には「それ本当に必要なの?」と思う検査も多いです。
利益のために不要な検査が含まれている事はしばしばあります。
なぜその検査が必要なのかをしっかり聞いて納得して検査を受けて頂きたいです。